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【VGコラム】ポンヌフと学ぶヴァンガ算 G1-2「ライド事故する確率は計算するな!」

カテゴリ:『コラム』 | 22:00| このエントリーをはてなブックマークに追加 

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【SANかいめ】

3話だよ。人は死なないから安心してくれ。
死ぬのは君たちの固定観念だ。
イヤーッ!
ドーモ、ポンヌフ=スレイヤーです。
サヨナラ!

え?私がスレイされんの?

自己完結系ニンジャこと、ポンヌフさんと楽しむ曖昧コラムの時間だ。
さて、前回を読んでくれた君たちはちゃんとお気に入りの一杯を用意してきてくれただろう。




ではそいつを今すぐ頭からかぶれ




今回は前回のように数字を視覚的にぶつけたりはしない。
どちらかというと、考え方の話だ。だから安心してほしい。


前回よりドギツい


今回のテーマは「ライド事故する確率は計算するな!」についてだ。
皆凄く知りたがってることだと思うから、夢をぶち壊すぞ。
サンタは親で、お年玉は大人になると貰えなくて、ライド事故する確率は計算してはいけない。


なんでそんなこと言うの!と変な団体、失敬、個性的な団体から苦情が入るかもしれない。
だが、私は言おう。声を大にして言おう。拡声器とか使おう。
CDも出そう。シングルチャートで1位を取ろう。Mステに出よう。
口パクがバレて炎上したり、フライデーに乗ったりしよう。
いいか?ライド事故する確率は計算するな!


ライド事故する確率は計算するな!


ほら、声を大にして言ったぞ!
声を大にすると字がデカくなるんだな。知らなかった。この世の不思議だ。いつか解明したいね。
とはいえ、こういう表現ってどうなんだろ。アニメ化するときとか不便だよね。
このコラムはアニメ化を視野に入れてやっているから、そういうのも考えなきゃいけないな。
シャフトさんにお願いすれば大丈夫かな。
ヴァンガ郎のシャフ度が見たいんだ。

久米田ファンだけどシャフトファンじゃない、みたいな人の話が聞きたいヴァン遊亭奔努麩です。

茶番が過ぎたね。
過度な茶番はよろしくないんだ。
授業の1/10も授業と関係ない雑談に費やす先生ってムカつくだろ?
早く授業始めろって思うよな。

痛っ

そういうジョークだから。痛い痛い。石とかドロはやめて。投げないで。投げるならエサかサファリボールにして



【本題】

えーっと、バッジ何まで持ってる?
…チッ。結構持ってるじゃねぇか、私のレベル何だっけ…、あークソ、言う事聞かなきゃ。

というわけで仲間を探して次の街へなヴァンガードプレイヤーな君の言う事を聞いて本筋に入るよ。
この言い方だとまるで本筋に入りたくないみたいだネ!
まぁ、本筋を読み進めていく内に私が本筋に入りたくなかった理由とかわかると思うからさ、
そりゃそうじゃ!って食い気味に言ってくれると思うから。


では、始めよう。
まずは質問したい。


ライド事故って何?


フリーズした君の為に質問を変えよう。


ライド事故ってどのライド事故?


ライド事故する確率って概念がそもそも曖昧すぎるんだ。
だから、ライド事故する確率ってのを出すのは事実上クソ面倒くさいし大変だ。

海がどれくらい広いか知ってるか?
では、宇宙は?
では、ヴァンガードが内包する事象の数は?

というわけで、ライド事故の確率を求めるのに必要な要素をきっかけに、
このゲームが抱えるヤベェ要素を追いかけて行こう。

あえてライド事故の定義を曖昧なままで、な。
ライド事故についてしっかりと知るには「VGというゲームが抱えるライド事故の確率」を求めないとダメだ。

というわけでライド事故が起きる可能性を知る為にまずは、



VGで起きうる全ての事象の数を知ろう








閲覧注意:おい、ここから先は地獄だぞ







1906884


何の数字だと思う?

そう、全部のVGのデッキが抱える、マリガン前の初手の組み合わせの総数だ。
実は前回55って言ったが、本当は細分化するとこうなるぜーって話にしたかったんだけど、
不慮の人災で前回にバレちゃった案件。

ま、まぁ気を取り直して。

ひゃく、きゅうじゅう、まん、ろくせん、はっぴゃく、はちじゅう、よん。

どうだ?どう思った?

少なすぎて腰抜かしただろ。

ん?そんなことないって?
何言ってるんだ、警告しただろう、地獄だと。

これは最低限の数の1つだ。

ではその後はマリガン後のパターンだ。
マリガンは0、5、4、3、2、1のどれかの枚数を選んで変えていくことになる。

0の場合はパターンなんか存在しないな。1個だ。

5変える場合はまるごと引き直すんだから、さっきと同じで1906884個あるな。

4変える場合はえーっと9339840個か。

ん?なんだ?数字がデカくなってる?気にすんな。

3変える場合は38137680個。

位が上がった?気のせいだろ。

2個変える場合は114413040個。

はい。

1個変える場合は228826080個。

…。

そしたら、まぁ全部足そう。

392623525個あるな。

これが初手のパターンの数だけ存在するから、

1906884*392623525=7.4868752e+14

ちぇ。Google先生の電卓が自然数での表記を拒否してきやがった。

もうちょい強い電卓に頼るか。
あ、勘違いしないでほしいんだが、Google先生はちゃんと答えを出してくれてる。
ただ、稀によくあるんだが、数学ってやつでは余白が足りなくなるときがあるんだ。

強めの電卓に鞍替えしてやってみたところ、

1906884*392623525=748687517846100

という解をちゃんと、なじみ深い形で出してくれた。

748兆6875億1784万6千1百

ふむ。

小さい数だな。一旦置いとこう。



次はグレード配分の総数だ。

グレード配分は49のスペースにトリガー16と決まっているから、実質33の枠を使うことになる。

今回はライド事故について扱っているので、

G0以外の1個下のグレードの枚数が0のグレードを採用する構築は不可能
というルールを追加する。

わかりやすく言うと「G3×15、G2×18、G1×0」みたいなデッキはそもそも考えない。

では、このルールで構築可能なデッキを考えよう。

「G0×33」

ん?私は何かおかしなことを言ったかい?

次は「G1×1、G0×32」、その次は「G1×2、G0×31」、そして「G2×1、G1×1、G0×31」……………………

(n時間後)

そして、「G3×31、G2×1、G1×1」…っと。

グレード比率の数はこれくらい存在してだな、おっと、いけねぇ忘れてた。

「G4×1、G3×30、G2×1、G1×1」「G4×1、G3×29、G2×1、G1×2」…………………………………………

(8n時間後)

「G4×8、G3×1、G2×23、G1×1」…っと。

生きてるか?恨むならシルベストとヌーベルバーグを恨んでくれ。

てなわけで、このグレード比率の総数は、えーっと。




やりたくない。

やだ、わたし、けいさんしたくない。

ちょーーーーーーめんどくさい。




計算したくないので、「めんどくさい」ことを覚えておこう。
このコラムは私が計算をする場所ではなく、君らにヴァンガ数を知ってもらうための場所だ。

よって現状、

748687517846100*「超めんどくさい計算の果てに現れるかなりの量の数」

だな。

次はドローの枚数だなこれが先攻と後攻で差があって更に手札が増えるチャンスはそれだけではなく引トリガーの効果でも変わるしダメージに落ちるカードも加えた方が良いこれも十分要素に入るなダメージで発動した治トリガーの枚数でも左右されるしこれのパターンも何ダメージ目に治トリガーがアレしてダメージゾーンの何を落としてそれによりもう1点受けることができそれによりまた山の状況が変わるからパターンが増えてさらにそれが配分によっても変わるからトリガー配分についても考えないとな更にシズク互換がFVな場合だこの場合試行回数は変わってくるし触れる箇所も変わるだろ待て待てシズク互換が入るのがFVだけだとは決まってないメインデッキにも入りうるその場合のデータも必要だなんだこれロゼンジメイガスとかいたななるほどこいつが絡むパターンを忘れていたクッソ山に戻りやがるこいつが絡むだけで尋常じゃない程パターン増えるな何だこの悪魔のカードこういうカードがあるからには現状VGには何種類のカードがあるかも押さえておかなければいけないな無論エクストリームファイトも含めてだいったい何パターンのデッキが作れるのだろうか尋常ではない数になるなそれにゲーム全体のパターンも含めるだろさらに連携ライドのカードなんかもあるしダークキャットを相手がコールしてきた場合も事象に入るなあーくそこのゲーム対人ゲームじゃないか全ての事象に相手も絡んでくるなつまり相手がダークキャットをコールしてくる確率も必要なのか待ってダークキャットって互換居なかったっけどういうことだこれにえっと相手がバウンスとかをして使いまわしてきたときの事とそれを引いてくる確率も計算して更に相手がぬばたまのカードを使ってくる可能性も考えなきゃなそれによりライドが阻害されるのも立派なライド事故だしこれにもダークキャットと同じデータが必要になってさらに今度はこちらがガードできない場合の事を考えないとあれちょっと待ってこのゲームGアシストってシステムなかったかおいおいおいまじかよ全部の手に可能性があるのかあーくそライド出来ない手でも全部上から5枚見る権利あるわけだからこいつも視野に入れるだろそうなるとまたパターンが増えて全事象に影響してくるなこれに盤面上で起こりうる全ての事を考えるんだから相手がどういう風に動いてくるかも関与してくるわけだパターンにはプレイミスという概念はないわけだからって本当にその計算で良いのか同じハンドでどのプレイを取るかの全てのプレイの価値は同等かいや違うだろつまり各プレイに強度をつける必要がある独自の判断基準にするわけにはいかないからある程度の人数を集めて全ての事象のプレイを評価していかなければいけないわけだそうなると組み合わせとか以外に関与してくる事象が多すぎるなどういう事だしかし本当にそれだけかえいきょうするのはプレイ中に災害が起きる可能性を考えるこれは環境によるが確実に必要な要素だライド出来ないまま試合が終わったらライド事故だからなえっとその場合地球上のどこにいてプレートの状況なりを完璧に把握する必要があるないやいや自然災害だけが災害か人災もだろ強盗が押し入らないと決めつけるなそれに災害と呼ぶまでも無い事故もすべて関与してくるそういったものの発生確率を把握しないでライドしきるつもりか甘えるなえーっとだどこだそのデータは確実に更新され続けなきゃ意味はないわけだからえっと全知だ全知はどこにあるコンピュータはもう既に頼りにならねぇクソ人智とか超える必要があるな我々が存在し続けるにはどうすればいいのかライド事故するしないを判別するところまででいいんだそこまで私の自意識がいやちょっとまて私の自意識とはなんだ私とは誰だ私が認識しているこの意識はその思考の正体はなんだ確率とは何だそれを認識する私の自意識とはどういうものだどこに正解がある私は何なのだ神はどこにいるのだ宇宙とはなんのか終わりと始まりはどこに誰かが呼ぶ声が聞こえるいやこれは誰でもないのでは誰とは誰だ私以外の自我を確認できないいやもう既にこの自我が私のものであるのかすら確かではないこれは誰だ私は誰でお前は誰だ溶けていく感覚無くなっていく感覚しかし失うといった認識は無くまるで砂糖が溶けていくようなかき混ぜられ一つとなり違う一つになるのではない多数の個になるのだそういうことではないのか1と1が2になろうと2とは1と1なのだ要素のひとつにすぎないのだ溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていくいく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていくいく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていくいく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていくいく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていくいく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていくいく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく溶けていく













はっ



す、すまない。
ちょっとラスボスになりかけてた。
こういうことはよくある。

というわけで恒例のSAN値削りフェイズだヨ!ダイスを振ってネ!

「ライド事故」とは何なのか、という話題です。

ちょっとトリップした奴は帰ってこい。
正気に戻れ。

何が言いたいかというとこのVGというゲームは内包しているパターンが尋常じゃなく多い。
まず、最初に示した初手のパターンの数とマリガン後のパターンの数。
これはどのデッキでも共通だから安心してほしい。

これだけが、我々が認識できる唯一の小さな灯りだ。

748687517846100

ここが入口だ。

これ以上は深すぎる。
遊びで手を出していい領域ではないんだ。
ライド事故する確率を求めるべきではない。

VGはグレード配分や、カードテキスト、トリガーや相手からの干渉など、
ゲームを作り上げる根幹となるシステムが全て手札やデッキの状況を変えることを目的に作られている。

ライド事故する確率は求められないんだ。存在するパターンが広大過ぎて。

私がそれを悟るのに十分なラインはグレード配分の総数を考える時点だった。

実際は「飽きた」のでもなく「めんどくさい」のでもなく、

「無理だ」と悟ったんだ。

まぁ、私はそれを計算する前から理解してる上であえて挑んだんだが、だけど、さ。

立ち向かってはいけない、と悟った。

ライド事故する確率を計算してみたりしているブログとかは実はかなりある。
しかしそれが完璧だったことは無い。
大体、ドローの数、ドライブの数で増える手札しか計算に入れていない。
ドライブで引を捲った場合や、ダメージトリガーで引が発動した場合、それらを考えていないのだ。
治が4回捲れて採用している引の回数ダメドローした場合のデータも勿論必要なのだ。

「このデッキでライド事故する確率は?」
「このグレード配分で事故する確率は?」

という疑問や、それを知りたいという知識欲は持つべきではない。
正しくこのゲームについて理解しているのならば、

「7-12-14-17という配分で採用カードがこれこれこういうデッキが、こういう初手からこういうマリガンでスタートし、対戦相手は8-11-14-17という配分の採用カードがこれこれこういうデッキで、私が先攻であれに乗ってそしたら相手がこう殴ってきてダメージにあれが落ちてターンが返ってきて私がこれのテキストを使ってこうやってこうしてそれでVで殴ったらそれを捲ってでもアレをガードに出されて10kで止められて…(略)…と、なったときに私が3をトップできる確率は?」

のような「条件付けを仕切り、その事象の直前から観測を始める」場合での疑問を持つべきだ。
曖昧な状態からライド事故する確率を計測する、という行為は危険だ。

とはいえ、観測地点がゲーム開始時からでも、例外まみれの確率を出すことなら容易だろう。
ただ、例外まみれの確率はそれそのものが例外であると思わないか?

その計算に意味が無かったとは言わないが、その確率に思考を依存させるのは非常に危険だ。

確率は文学と似ている、と前回言ったね。
「人は悪だ」という文を見て「人は悪だ、という前提で生きていこう」と君は判断したいかい?
仮定は断定ではないんだよ。

ライド事故。避けようの無いゲーム上の出来事。不運の象徴。
ダブクリとか、6治とかも、これと同じだ。

これらの物が起きる確率を求めるのは、残念ながらその直前にならないと不可能だ。
そこまで来て、そこまで到達して、そこまで辿りついて、初めて、私たちはそこにたどり着くことができる。
洞窟の入り口からでは、奥に潜む者の正体を掴むことはできない。
それ程に、この洞窟は深く、入り組んでいる。

私が今回のコラムで伝えたいのは、全体を見てほしい、ということだ。

VGのゲーム上に起こりうる出来事は、盤面上だけで判断しても、あまりにも多すぎる。

あ、私がラスボスになりかけてたときにした話の後半は気持ちよくなっちゃって筆が走り過ぎた結果だから忘れてくれ。
さすがにあそこまで行くとただのこじつけや揚げ足取りだ。
でも、前半はちゃんと考えなきゃいけない要素。

あくまで盤面上で判断した場合で、それにしても、多すぎるんだ。

748687517846100 を少ないと判断する私が「多すぎる」と言い、諦めた。
よくわからないよ、という人はそれだけわかってくれていれば十分だ。

だから、VGというゲームで起きうることについて計算するな、とは言わない。
VGというゲームで起きうることの多さに恐怖しろ、とは言わない。

その逆だ。

ぜひ、今回のコラムを読んだ君には、VGをこれまで以上に、これから異常に、愛してほしいんだ。
その為に、踏み込むなと言った洞窟に、あえて一歩踏み込んでみようか。
そうしたら、その先の広大さをもっと理解していただけるかもしれない。

君はどんなデッキを使っても、マリガンが終わったそのとき1/748687517846100を握りしめているんだ。
対戦相手も1/748687517846100を握りしめている。

これだけはどんなデッキでも変わらない事実だ。

つまり、748687517846100*748687517846100=5605329993785543059832852100000

5605329993785543059832852100000

560穣5329秭9937垓8554京3059兆8328億5210万

1/5605329993785543059832852100000

これだけの確率を毎回乗り越えて2人のファイターはスタンドアップと宣言する。

そしてこの数字が、君が何かする度、相手が何かする度、どんどん大きくなっていく。
その結果の「1」。

それを実際に計算するのは、無理だ。
計算するのは無理だからこそ、楽しもう。
1手1手を大切に、1/5605329993785543059832852100000の再び巡り合う事すら難しい確率をさ。

ライド事故する確率なんて計算するな。

そこにたどり着くのは、可能だが、不可能だ。
スタンドアップと言ってない、デッキの中身を問わない状態ですらこの有様だ。
ライド事故する確率なんかわかったところで、それに見合うリターンは無い。

だから、今、私はライド事故する確率を計算しようとして、3工程目で折れた。
折れたからさ、この辺を及第点としてさ、終わりにしないか。

君は今、VGというゲームが内包する不確定要素に引き起こされる事象の多さの洞窟に、
片足を突っ込まされて、私に無理やり引き戻された。

その深さは、なんとなく理解できただろう。
なら、その深さを恐れないでくれ。恐ろしさを、魅力だと考えるんだ。

ライド事故する確率すら計算不可能な程、深い洞窟を、今確実に歩んでいる。

それだけで十分じゃないか。

VGをこれまで以上に楽しもう。

君が何気なく行ってきた今までのファイトは全て、とんでもない確率で成り立ったものだ。

今までのファイトも、そして、これからのファイトも。

楽しもう、この巨大な数で構成された、特別な洞窟の探索を。




【おわりに】


前回と合わせてデッキや初手のグレード配分とか、ライドとかの話はおしまいだ。
ヴァンガ数の中でも、かなりエグい場所を最初に持ってきたのには理由がある。
実際最初のテーマは途中からやるにも重すぎるし、知っておいてもらわないと、これからの常識を飲み込めない。
食事をするには皿から。
G1では皿を焼くことを目的にしている。
君は今回のコラムでひとつ学ぶことができ、皿の原型が完成した。
これにより、考え方やVGの見方が、少し、人によってはかなり変わったんじゃないだろうか。
もしそうだったら君はヴァンガ算のG1でパワー6000くらいまでにグレードアップした。
6000ではあまり満足いかないかもしれないが、君は0から6000になったのだ。
6000から25000になるのは簡単だが、0から6000になるのはとても難しい。
君は今、とても大きな山場を乗り越えたのだ。
さぁ、段階を追って次は7000になろう。

私からすれば穣、つまり10の24乗程度の大きさしかない普段端数として切り捨ててるような数なんだけど、
まぁ、君からすれば唐突に飛び出てくるにはかなりの大きな数だったんじゃないかな。
次からは、視覚的にビックリさせたり、デカい数を出したりはしないので、逆にちょっと難しくなるぜ。
「当たり前」のことを考えなきゃわからないように説明し直すからね。
インパクトには慣れてもらったと思うので、今度は頭を回す余裕を持とう。

…?

なんだくしゃみなんかして。
よく見れば、そっちのお前はやけどしてるじゃないか。
なんでまたそんな。

えっお前が飲み物を頭からかぶれと言ったからだって?

誰がそんなことを言うんだ。
飲み物は口から飲めよ行儀が悪いなぁ勿体が無いなぁ。

シャワー浴びて風邪ひかないようにして寝ろよ。

痛っ!

やめて!じてんしゃとか!すごいつりざおを!投げないで!それ、投擲武器じゃ!ないから!





死ぬって!






次回 ポンヌフと学ぶヴァンガ算G1-3「初手の枚数は5枚じゃない」に続く


幻の6枚目(シックスマン)デッキトップ登場…!!

なんというネタバレ!!




おわり!

息抜きのコーナー


息抜きのコーナーだよ。
ヴァンガ算も一応、やっておきたかった所まで1段落。
ここから先は皆が普段やっているようなことを数学チックに言い直して解説する本来のヴァンガ算になるので、
なんというか頑張ってついてきてくれ。

フレーバーテキストを教えてくれる皆様、本当にありがとう!
LJ編のRRRのFTは技名を叫んでるものが多くて好きだったんだけど、そういう方向性はダメだったのかな?
結構お気に入りなんだよね、あのシリーズ。

デュエル・マスターズとかではやってるけど、
月刊ブシロードや、公式サイトで背景ストーリーを書くスペースや機会が足りないなら、
パックにハズレ券の代わりに背景ストーリーを記した紙を入れれば、もっとパック剥くのも楽しくなるのにね。

お気に入りのユニットが動いたり、ちゃんとお話に絡んだりしてると、もっと愛着湧くんだよねぇ。
ヴァンガードはお気に入りのユニットがいる人が多いから、ユニットをメインに添えることで、
コンテンツとしての魅力は格段に上がると思うんだ。

私は数学コラムの人だけど、本職はカウンセリングと、シナリオとか諸々のライターだからね!
機会があればユニット達を動かしまくった何かを書いてもみたいな。

筆者:ポンヌフ
修正USZM
Twitter:https://twitter.com/pon_nufu_TCG
実績:どこかのなるかみクランリーダー

次回更新は12/16を予定しています。

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頑張れ高橋



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